第37回 厚木市民スキー教室(蔵王)

1月8日(金)夜~1月10日(日) 第37回 厚木市民スキー教室(蔵王)

[参加者レポート] 戸塚佐和江さん
[参加者レポート] 百崎愛理さん

2015-2016のスキーシーズンは、記録的な「雪不足」と共に幕開けしました。参加者を増やす目的でスキー教室の開催期間を1月の連休に前倒しましたが、厚木市スキー協会の役員達は開催直前までスキー場の積雪情報とにらめっこする日々が続きました。無事に開催当日を迎えられて、全員まずは一安心。役員含めて総勢53名が2台のバスに乗りこみ、目指せ山形県。深夜、いつもお世話になっている「堺屋・森のホテル ヴァルトベルクさん」に到着し、お風呂に入って翌日に備えて就寝しました。

IMG_4641_RIMG_4637_R
初日は、レベルごとの班に分かれて講習。雪が少ないとは聞いていましたが、確かに地面が露出している箇所はあるものの、講習を行うには十分の積雪量とバーンの広さがあるのはさすが東北のスキー場、いや、蔵王温泉スキー場だから!かな?ツアー班で各ゲレンデをめぐる班、翌日の検定に備えてゴリゴリと練習にいそしむ班、久しぶりの雪の感触に、ケガなく滑る為、基本的な運動からしっかりと見直す班、それぞれに充実した講習時間となったようです。

IMG_4661_R
夜は美味しくボリュームのある夕食をいただいた後、班ごとに分かれて昼に撮った講習やツアーのビデオを見ながらスキー談義に花が咲きました。明日はいよいよ検定です、皆さん頑張って。

2日目、今日の検定申し込み数は、1級:6名、2級:7名、3級:3名、4級:3名。2班構成に分かれ、3~4級は午前中に講習内検定、1~2級は午後からサンライズゲレンデで一発本番の検定を実施しました。雪不足の影響で、検定バーンは圧雪車が入れず、受験生の方々には少し大変なバーン状況だったかと思いますが、皆さん練習の成果を発揮しようと果敢に滑り下りてきて下さいました。時折おりてくるガスの中、検定員達も目を凝らして必死にジャッジペーパーにペンを走らせていました。夕方前には検定も無事終了し、早めに宿に戻って温泉につかる方もいれば、ゲレンデに残って検定からの解放感でフリー滑走を楽しむ方々もいたようです。
IMG_4653_R

夜はお楽しみの大抽選会が行われ、今年も多くの方に景品が当たりました。天元台の旅館のペア宿泊券は常連の「おしどりご夫婦」に当たり、本当に嬉しそうなお2人の姿に会場もにぎわい、また役員も協賛品集めの労がねぎらわれた気持ちになれました。
IMG_4672_R
IMG_4674_R

その後行われた、本日のメインイベント「検定合格発表会」では、3級から2名、4級から3名の合格者が出ました、おめでとうございます!残念ながら1~2級の合格者はゼロという結果でした。

2級以上は上級者の仲間入りと定義される為、少々荒れたバーンであっても、基本的な操作に必要な運動、果敢にスピードを出す中での安定感など、求められる滑りの質が変わってきます。こればかりは、1日の講習だけで劇的に変わるものではありません。また次回挑戦しようと思っている方々には、もう少し雪上に立つ時間を増やすように主任検定員からコメントがありました。
DSC08341_R

最終日、お昼に閉会式が行われる為、滑りに行かれる方は朝早くから出発の準備を済ませ、集合時間ギリギリまでゲレンデを楽しんでいたようです。ホテルのスタッフに見送られ、物産センターで昼食、お土産の買い物を済ませて、帰りの車中は全員心地よい揺れで夢の中へ。。。
DSC08354_R

今年はケガ人もなく、無事にスキー教室を終了させることが出来ました。参加いただいた皆様全員のご協力に感謝すると共に、アンケート結果や皆様との会話からいただいたヒントを元に、役員一同で来年度の開催に向けてまた様々な検討を重ねていきます。来年も是非このスキー教室でお会いできればと思います。どうもありがとうございました。

レポート担当: 厚木市スキー協会理事 伊藤直子